
サバイバルラウンド







※数字はエリア予選での暫定順位
7位通過の岐阜代表・柴田貴大シェフ(フレンチ)が1回戦の対戦相手として指名したのは、5位の熊谷成弥シェフ(フレンチ)と、3位の岡山雄磨シェフ(中南米料理)。柴田シェフの「よくわからない中南米料理に負けるワケにはいかない」という強気発言に、岡山シェフは「もちろん倒します!」と闘志むき出しの様相!バトルのボルテージはいきなり最高潮に!調理がスタートして注目が集まったのは、中南米料理の岡山シェフ。ポーチドエッグに仕立てつつも、ペルーの唐辛子が2種類と、キヌア、キュウリ、紫玉ねぎ、コーンといった食材に、クミンやホワイトバルサミコなどと和えていく。卵黄と卵白を別々に調理し始めたのは熊谷シェフ。名古屋コーチンを焼き上げ、ライスペーパーを器型にフライするなど、斬新な調理を進める。卵の殻を料理に利用したのは柴田シェフ。香味野菜と卵の殻を炒めていく。
熊谷シェフが作り上げたのは、これまでにないまったく新しいスタイルの“親子丼”。ライスペーパーを器に見立てて、器ごと一口で食べることのできる斬新な親子丼。
岡山シェフは、卵を使ってペルー料理のセビーチェに仕上げた。試食に参加した屋敷(ニューヨーク)は「めっちゃ旨い!酸っぱいとか甘いとかいっぱい合体してめっちゃうまい味になってる!」とその複雑な味わいを表現。堀江氏も「酸味、辛味、全体的にいい料理」と語るが「見たことある卵料理」という厳しい評価も加えた。
柴田シェフはフランス料理のデザート「ウフ・ア・ラ・ネージュ」をモチーフにした斬新な卵料理。瀬川氏は「卵の殻を使うなど、サステナビリティもあって、時代の潮流に合っているお料理で、印象的」と評価。堀江氏も「繊細で、色んな触感や複雑味が混ざっている。奥さん(のアドバイスもあったと聞いたので)と二人三脚で少しずるいかな(笑)」と大きくうなずく。
斬新な卵料理3品が誕生した1回戦を制したシェフは・・・?

卵を使ったセビーチェ
岡山雄磨

親子丼を新しいスタイルで
熊谷成弥

ウフアラネージュ・サレ
柴田貴大
わずか1年半でミシュラン二つ星を獲得した、1位の砂山利治シェフ、2位の吉川正裕シェフという上位シェフが登場!吉川シェフは地元福井の地鶏・副地鶏を使った新しい唐揚げを提案!鶏皮を衣に活用するなどの趣向を凝らした一品で挑む。
1位の砂山シェフは、なんと七面鳥を使って唐揚げの新境地に挑む。ちょっとでも火の入れ具合を間違えると硬くなってしまう七面鳥は「知識と技術がないと使えない食材ですね」と堀江氏も語るほど調理するのが難しい食材。砂山シェフは、七面鳥とじゃがいも、パッションフルーツなどを用いた、まさに、これまでに見たことのない唐揚げを作り上げていく。三者ともオリジナリティーをいかんなく発揮した唐揚げで勝負した2回戦!果たして勝負の行方は・・・!?

ガリ揚げ
砂山利治

Neo唐揚げ 鳥皮のクルート
吉川正裕

おかしな唐揚げ
濱多雄太
東海・北陸地域の伝統料理をモチーフにしながらも全く新しい発想が盛り込まれた郷土料理3品が登場!それぞれの伝統料理からインスパイアを受け、ご当地和牛の旨味もあますところなく盛り込んだ極上の新しい郷土料理とは一体・・・!?

里 山 海
砂山利治

牛ふき巻き 愛知県の伝統の味とご一緒に
水野源太

冷製朴葉味噌 すったて汁添え
柴田貴大