• イタリアン 久保貴
  • フレンチ 根本郁弥
  • ジャンルレス 山下泰史
  • フードクリエイター 丸山千里

優勝賞金1000万円、次世代のスター料理人を発掘するシェフNO.1決定戦『ザ・プレミアム・モルツpresents CHEF-1グランプリ2023』もいよいよ大詰め。

総勢461名からここまで勝ち残ったファイナリスト、4名のシェフによる決勝が行われる。今大会から8つの料理ジャンル別エントリーで戦われてきた中、決勝に名乗りをあげたのは「フレンチ」「イタリアン」「フードクリエイター」「ジャンルレス」4ジャンルのNo.1シェフたちだ。

今大会を通じての統一テーマは「料理に革命を起こせ」。決勝はトーナメント制で行われ、第一試合のテーマが「とんかつに革命を起こせ!」、第二試合のテーマが「インスタントラーメンに革命を起こせ!」。そしてここを勝ち上がった2名が最後の決戦「すき焼きに革命を起こせ!」に挑む。

超一流シェフが揃う最強審査員軍団も圧巻だ。16年連続ミシュラン三つ星「日本料理かんだ」の神田裕行、同じく16年連続ミシュラン三つ星、フレンチ「ガストロノミー ジョエル・ロブション」総料理長・関谷健一朗、アメリカでラーメンブームを引き起こしたラーメン界の革命児「NAKAMURA」の中村栄利。そして決勝ではさらにこの男が国民代表審査員として加わる。神の舌を持つカリスマアーティスト、GACKTだ。

戦いを見守る顔ぶれも賑やかだ。MCには山里亮太と松下奈緒。ゲストには今田耕司、森泉、森香澄、そして実業家のレイノ・バラック。いよいよスタートする最終決戦に、彼らの中にも緊張が走る。

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GACKTから飛び出した衝撃のコメント
日本人の国民食、とんかつに革命は起こるのか?
勝利の行方はまったくわからない……

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決勝戦第一試合、第二試合の組み合わせは抽選で決まり、試食審査は誰が作ったかシェフを明かさずにブラインドで行われる。各審査員の持ち点は10点、40点満点の計算だ。緊迫の第一試合。その試食審査でいきなりGACKTから衝撃のコメントが飛び出してくる。「味はおいしいんですよ……ただ、すべて想像の範囲なんですよね」。戦いは初戦から目が離せない。

第一試合を戦う2名。その1人目は、フレンチのエリートシェフ・根本郁弥だ。今回の審査員でもある関谷が総料理長を務める日本フレンチ最高峰の一つ、「ガストロノミー ジョエル・ロブション」のスーシェフを担っている。根本が使うのは岩手県で飼育されている白金豚。脂身が甘く、きめ細かな肉質。それを蜂蜜と合わせてとことん柔らかく煮込む。カリカリに揚げたパン粉にフライドオニオンとマカダミアナッツを合わせた衣とは別々に用意される。間にはフワフワのメレンゲも。料理名は「お椀 de トンカツ」。肉と衣を分解し、通常のとんかつにはない旨みと食感を持たせたというが……。その狙いへの審査員のジャッジは!?

2人目は、パティシエとしても活躍する愛媛の鬼才イタリアンシェフ・久保貴だ。ジャンル別予選では「エビのショートケーキ」という一皿で審査員・神田の舌を唸らせた、驚きの発想力の持ち主だ。久保が使うのは地元愛媛で飼育される甘とろ豚のヒレ。ジューシーで柔らかな赤身とほどよく入ったサシの繊細な味わいが魅力だ。パートブリックの上に、フルーツジャムやナッツのペースト、分厚いヒレ肉をソーセージのように巻いていくが……。パティシエの技とイタリアンの技巧で衣の中にソースを閉じ込めたという「砂漠のオアシス」。果たしてその得点は? どちらが優勝決定戦へ進むのか!?

ここまでレベルが高くなるとは……
インスタントラーメンをめぐる戦いに
審査員も驚く展開が待ち受ける

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第二試合のテーマはなんとインスタントラーメン。日本人にこよなく愛されるラーメン、今回はどのメーカーを選んでもいいが、必ず袋の乾麺を使わなければならない。そしてこの戦いの審査のために、ニューヨークから戻ってきたのがラーメン界の革命児・中村栄利。彼のジャッジとコメントにも注目。彼が「ブラボーです」と絶賛したのははたして……。

第二試合、登場する1人目は、無冠の帝王、博多の破天荒シェフ、ジャンルレス部門から戦ってきた山下泰史だ。審査員に絶賛されながらも2年連続準優勝。「今年は有無を言わせないものを出す」と宣言して臨む。麺、粉末スープなど、パーツパーツに分けて仕事をし、最終的にすべてが合わさったときによりグレードの高い新しいインスタントラーメンが登場するという……その名も「成長するインスタントラーメン」。飽くことなく焼き上げていくチャーシューにはスタジオからため息が漏れる。その仕上がりはいかに……!?

対するもう1人は紅一点、フードクリエイター部門から勝ち進んできた丸山千里だ。企業の商品開発などを手がける料理人。フードクリエイターとして培ってきた独特な感性でここまでも革命を起こしてきた。その丸山が用意したのは「カニと柑橘のお茶ラーメン」。鶏ガラと玉露でていねいにダシをとり、仕上げに抹茶を加えたスープ。インスタント麺のゆで汁で麺にもお茶を纏わせる。そしてカニと生クリームで作った濃厚な餡かけ。醤油、味噌、塩ラーメンに次ぐ新ジャンルというお茶ラーメンは、どのように評価されるのか……。最終決戦への切符をつかむのは果たしてどちらだ!?

すき焼きなんだけど新しいんですよね。
最終決戦で再び革命が……
ついに栄冠を勝ち取ったのは!?

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ついに最終決戦の火蓋が切られる。テーマはすき焼き。薄切りの牛肉に割り下、生卵をつけて食べ、〆にご飯やうどん。定番の味にどう革命を起こすのか? 24年前に審査員の神田が生み出し、料理界に衝撃を与えたのが「トマトすき焼き」。挑戦者は今夜それを超えていくのか?

先攻のシェフは、さっと火を通した和牛のリブロースに、漬物の酸味と発酵の旨みを加えて勝負をかけてくる。水キムチやぬか漬けのマッシュルーム。卵は卵黄だけを使い、あるものを加えたソースもポイントだ。そしてもう一つ、〆にも驚きが用意されている。「すき焼き×漬物」はどんな味になっているのか!?

後攻のシェフは、黒毛和牛のロースにワサビをすり下ろし、蜂蜜やスダチでマリネする。和牛の脂っこさをワサビでさっぱりとさせ、赤身の味を引き立たせる作戦だ。割り下にはワインも使い、玉子のソースに加えた仕上げと提供方法にも独自の工夫が。「すき焼き×ワサビ」にはたして革命は起きているのか!?

「正直これはボクはびっくりしました。すき焼きなんですけど、新しいんですよね」――心を揺り動かし、いよいよ運命の決着がつく。頂点に登り詰め、映えあるチャンピオンの称号を手にするのはいったい誰だ!?

審査方法

各料理ジャンルNo.1の4名、1対1のトーナメント形式でチャンピオンを決定!

1試合目

とんかつに革命を起こせ

(調理時間30分 1品6皿)

食材は基本すべて挑戦者持ち込み。豚肉を必ず使うこと(部位は不問)。

2試合目

インスタントラーメンに革命を起こせ

(調理時間20分 試食前に仕上げ時間5分以内  1品6皿)

食材は基本すべて挑戦者持ち込み。インスタントラーメンは袋の乾麺を使用。

優勝決定戦

すき焼きに革命を起こせ

(調理時間30分 1品6皿)

日本を代表する肉料理、すきやき。その料理に更なる革命をもたらすのが最後の課題。番組指定の牛肉を使用すること、番組指定の鉄鍋を料理に必ず組み込むこと 。