<神の舌を持つ男>
 GACKT「正直、すごく美味しい。」
<料理番組司会四半世紀以上>
 上沼恵美子「もう一つ欲しい!」

2人を唸らせる衝撃の料理が登場!
料理に革命が起きる「CHEF-1」決勝!

優勝賞金1000万円。次世代のスターシェフを発掘する料理人No.1決定戦『CHEF-1グランプリ2024』もいよいよ大詰め。総勢506名の中からここまで勝ち上がってきたファイナリスト4名が決勝を戦う。今大会は6つのジャンル別にNo.1を決め、さらにそこから決勝に名乗りを上げたのは“日本料理” “中国&アジア料理” “フレンチ” “ジャンルレス・その他”の料理人たちだ。
今大会を通じての統一テーマは昨年に引き続き「料理に革命を起こせ」。決勝はトーナメント制で、まずは2組に分かれそれぞれが「インスタントラーメンに革命を起こせ!」「肉じゃがに革命を起こせ!」どちらかの試合を戦う。そしてここを勝ち上がった2名のシェフが最後の決戦「ハンバーグに革命を起こせ!」に挑むことになる。

超一流シェフが揃う最強審査員軍団も圧巻だ。17年連続ミシュラン三つ星「日本料理かんだ」の神田裕行、同じく17年連続ミシュラン三つ星、フレンチ「ガストロノミー “ジョエル・ロブション”」総料理長・関谷健一朗、アメリカでラーメンブームを引き起こしたラーメン界の革命児「NAKAMURA」の中村栄利。決勝では国民代表審査員として、昨年に続き神の舌を持つカリスマアーティスト、GACKT。さらに今年はもう1人、料理番組「おしゃべりクッキング」を27年続け、番組内だけでも7000食に及ぶ美味しいものを食べてきたという、あの上沼恵美子も登場する。

戦いを見守る顔ぶれも賑やかだ。MCには山里亮太と松下奈緒。ゲストには今田耕司、森泉、井桁弘恵。
そしてスペシャルサポーターとして令和ロマンが出演。いよいよスタートする最終決戦を前に、彼らの中にも緊張が走る。

「文句のつけようがない…」
あの審査員から満点が!!
ラーメン対決はレベルの高い戦いに

決勝戦の初戦二試合の組み合わせは抽選で決まり、試食の段階では誰が作ったかシェフを明かさずにブラインドで審査される。各審査員は1人20点の持ち点で得点をつける。5名で合計100点満点になる計算だ。
最初の戦いから今年も審査員たちそれぞれの鋭いコメントが飛び出してくる。第一試合のテーマは“インスタントラーメン”。実は昨年に続くテーマだがルールは異なる。ラーメンはどのメーカーを選んでもいいのは変わらないが、今年は袋の乾麺だけでなく、必ず付属の粉末スープも使わなければならない。

「インスタントラーメン」対決、1人目は大会初出場だが、これまで優勝シェフを輩出してきた激戦区ジャンルのフレンチ代表を勝ち上がってきた男・吉岡翔太だ。実家は福井県にある民宿「よしおかや」。現在は“食の実験室”をテーマにした新しいフレンチで食通たちの注目を集める東京のレストラン「枯朽」の若きシェフとして活躍している。
その吉岡が打ち出したのはラーメン、発酵食品、乳製品の相性のよさを活かした革命ラーメン。使われている鯖の糠漬け、へしこは郷里のものだ。芳醇な香りと旨みのあるへしこのぬかと、クリ-ミーさと酸味を併せ持つヨーグルトはどんな味わいを生むのか。上沼恵美子審査員からは「大好き! あとを引きますね」のコメントが。果たして結果は!?

そしてもう1人は、4度目の正直を誓い、今年も勝ち上がってきたこの男、博多の破天荒シェフ、ジャンルレス部門No.1の山下泰史だ。奇しくも昨年、山下はこのインスタントラーメン対決で敗れている。「屈辱でしかなかった」というそのリベンジを果たせるのか? 

その山下は赤パプリカの網焼きを始めると、玉ねぎ、エシャロット、こぶみかんの葉やレモングラス、仔羊……、さまざまな食材を使いながら完成させたのは食べ進めるうちにスープの香りや味が変化していくといううまみの味変ラーメン。果たしてリベンジは成功するのか!?

「肉じゃが」の評価に審査員が割れる
それぞれの技法を活かした対決の中で
“肉とじゃがのアンサンブル“を実現したのは!?

「肉じゃが」対決に登場する1人目のシェフは、中国&アジア料理代表の花田洋平だ。第1回大会では決勝3位に輝き、数々のコンクールでの受賞経験がある超実力派。最初の出場で惜しくも敗退した悔しい気持ちを胸に、2年間さらに自身のスキルを磨いてきた。この6月には「atelier HANADA by 森本」という自分の店を持って独立。絶対に負けられない。花田が使うのはメークインと男爵いも、そしてラムだ。香りをとても大切にする中国料理らしく、さまざまなハーブやスパイス、さらにウイスキーまで使って仕上げていく。料理名は「ラムじゃが」。食感も楽しく、食べながら味が変化していく新しい肉じゃがだというが……。果たして審査員のジャッジは!?

2人目は、全国から食通が訪れる京料理の名店「緒方」、その姉妹店「東山緒方」で2番手として腕を奮う料理人・木村僚佑。日本料理代表が「CHEF-1」決勝に進出するのは初めて。木村が使うのは、2年、3年と熟成させたメークインに男爵いも。肉は牛すじ肉を使用する。

今回は砂糖やみりんを使用せずに素材の甘みだけで仕上げ、生産者の思いやそれぞれのじゃがいものよさを引き出すと言う。男爵いもの桂剥きやメークインの丁寧な裏漉し、日本料理らしい見事な仕事ぶりで意外性のある形に仕上げていくが……。その得点は? 優勝決定戦に進むのはどちらなのか!?

食べ進めるのが止まらない新しいハンバーグ!?
僅差の激闘となった戦いを制し
ついに栄冠を勝ち取ったシェフは……

ついに最終決戦の幕が切って落とされる。テーマは「ハンバーグに革命を起こせ!」。肉は? ソースは? 仕上がりのジューシーさは?
先攻のシェフが取り出したのはなんと馬肉とたくあん。生食ができる肉と発酵食品を使いながら、ハンバーグを通して日本人の食の原点回帰の革命を狙うというが……。生食ができるその肉を果たして焼くのか、ジューシーさを出せるのか、そんな周囲の不安と論争をよそに、絶妙な着地点を見出していく独自のハンバーグとは? それは一体どんな革命なのか?

後攻のシェフが用意した食材は、魚の王様クエ、そして牛肉の王様と言われるシャトーブリアン。さらには野菜の王様モロヘイヤも加わる。クエとシャトーブリアンが使われたかつてないミンチが生み出されていく。そしてそれがやがて焼き上がるとき、ハンバーグにかつて経験したことのない香りと味わいの楽しみが引き起こされるという……。その新たな世界は果たして審査員たちをどこへ誘うことができるのか!?

「素晴らしいコンビネーション。これ、みんな止まらなかったと思う」――かつてない高次元、大接戦の戦いについに終止符が打たれる。頂点に立つのはただ1人。誰もが息をのんだ最終決戦の結末は? その栄冠、チャンピオンの称号を手にするのはいったい誰だ!?